バース・オブ・ネイション
今日はバース・オブ・ネイションを見て来ました。
上映前後に映画評論家の町山さんの講演があったので、以下そこから抜粋。
『世界で初めて、黒人奴隷による反乱を起こした人物の、実話に基づく物語。
1915年にも同じ英題を持つ作品(邦題:國民の創生)あり。
そちらの作品は白人に偏っているが、演出技法などが革命的で、作品的価値の高さから映画学校では必ず見せられる。
本作はその作品に対する、黒人目線からの痛烈なアンチテーゼ。
当時は奴隷で国民ですらなかった黒人の中で、初めて国民になろうとした男の物語と解釈できる。』
俳優たちの演技合戦が見もの。こうゆう映画が売れる世の中になって欲しい、と心の底から思う。
日本では2月公開らしいです。多少のグロ描写が大丈夫な方は是非。本当にオススメです。
今年のTIFFの、自分が見た中だと1番よかった。
明日は何も見ないので、自分の今年のTIFFはこれで終了。
全20本。長かった。