誰もいない人混み

気が向いたら更新します。

[Alexandros]はback numberになれるのか

 

※以下の文章はすべて私の独断と偏見に基づき書かれています。

 

 

タイトルが挑発的ですみません。

不意に思いついた割には検証の余地があると思ったので、順を追って解説したいと思います。

 

 

 

数年前まではライブハウスのバンドだった、back number。

「高嶺の花子さん」「ヒロイン」「クリスマスソング」と着実にお茶の間(および女子高生)層からの支持を増やし、ホールツアーが当たり前のバンドになりました。

今年に入っても映画の主題歌を3つ担当し、「僕の名前を」「ハッピーエンド」は彼ららしい恋愛ソングでした。

 

ちなみに個人的には「リッツパーティー」という曲が1番好きです。

 

歌詞の絶妙なサジ加減、「好きという言葉を使わずに好きと伝える」ことを意識しているというギターボーカルの清水依与吏さんの言葉がしっくりきます。

 

 

 

そして彼らの後を猛烈に追うバンドがひとつ。主要ロックフェスのメインステージでのトリがすっかり定着しつつある、[Alexandros]。

ビールのCM曲「ワタリドリ」、ドラマ主題歌「Swan」、来年公開の映画主題歌「今まで君が泣いた分取り戻そう」など、着実にバンドシーンからお茶の間へフィールドを進めつつあります。

 

恋愛ソングは少ないものの、本気で路線変更すればback numberクラスのバンドになれる存在だと思います。

 

しかし彼らの目標は、英国の超大型フェスでトリを務めること。

決して日本のお茶の間に浸透することではありません。

 

十分に素質があるだけに、恋愛ソングでお茶の間を制圧する姿を見てみたい気もします。

ガッツリした恋愛ソングではないけど、「Dracula la」とか「Forever Young」とか最高だし。

 

 

ドロスの路線的に、今更お茶の間に攻め込んでくることはないでしょう。

結論を出す訳ではないですが、彼らは彼らなりに、日本のフェスシーンの頂点に立つバンドであってほしいと思います。