誰もいない人混み

気が向いたら更新します。

君の名は。 (IMAX2D)

 

 

本日は、品川のIMAXにて「君の名は。」を鑑賞してきました。

 

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初日の朝イチ、新海誠監督の舞台挨拶付き上映で鑑賞して以来、約5ヶ月ぶりの鑑賞。

 

もちろん、IMAXで鑑賞するのは初めてです。

 

 

新海監督の特徴である光の反射、さらにはアスファルトの上の空気が揺らいでる感じなど、細部のキメ細やかさを味わうことができました。

 

 

 

 

 

 

 

新宿スワンⅡ

 

 

 

本日は、「新宿スワンⅡ」を鑑賞してきました。

 

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映画を公開日に観たのはいつぶりでしょう。

 

君の名は。」ぶりかも。あの時は、新海誠監督の単独舞台挨拶付きの朝イチの回でした。

 

 

さて、今回の「新宿スワンⅡ」はというと、原作漫画はあまり読んだことがない、一昨年公開の前作「新宿スワン」も観てない、という状態で鑑賞。

 

 

なんか予告編が気になって、時間もちょうどよかったので。

 

(「本能寺ホテル」を観ようと映画館に来たらイイ席がなかったから、というのも少しあります」)

 

園子温監督作品ということでしたが、そこまでエロ要素はなく、裏社会のキワどさをバイオレンスたっぷりで描いた作品に仕上がってました。

 

 

悪役の浅野忠信さん、バースト幹部役の伊勢谷友介さんが超ハマリ役。

 

乱闘シーンもなかなかの迫力で、ちゃんとしたヤクザ映画でした。

 

 

主演の綾野剛さんは、昨年公開の「日本で一番悪い奴ら」が最高で、やんちゃなヤンキーのイメージが定着しつつあります。(自分の中で。)

 

 

 

わりと好きでした。

 

 

 

 

 

 

 

2時間41分

 

 

今週末公開の超話題作、「沈黙 サイレンス」。日本の小説を原作に、世界的名匠M・スコセッシ監督により製作された超大作。

 

キャスト陣も超豪華で、28年間製作を待ち望んだという監督の本気度が伝わってきます。

 

 

ただ、本気を出しすぎた結果、上映時間が2時間41分という超大作が完成しました。

 

 

映画館で見ようとすると、予告も合わせて3時間かかってしまいます。

 

 

この超大作、いつ時間をとるかが大きな問題になりそうです。

 

頑張って、時間をこじ開けようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

天空の蜂

 

 

本日はHuluで「天空の蜂」を鑑賞しました。

 

 

大型ヘリを遠隔操縦でジャックした犯人が、そのヘリを原発の上でホバリングさせ、すべての原発の破壊を要求。制限時間は8時間。

それに対し、ヘリの設計者、原発の設計者、警察が事件の解決に奔走する作品。

 

 

東野圭吾さんの原作小説がすごく好きで。

 

ちなみに東野圭吾さんの他作品では、時生、容疑者Xの献身、名探偵の呪縛あたりが好きです。

 

全体的に読みやすい作品が多いので、みなさんもよろしければ。

 

 

映画の方はと言うと、本木雅弘さんが演技力オバケな作品です。

 

他のキャストさんも豪華なので、Huluに加入してる方は是非。

 

 

 

 

 

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム

 

 

本日は「NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」を鑑賞しました。

 

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視聴者から出されたチャレンジ(見知らぬ男性と5秒キスする、など)をクリアすると報酬金が貰えるというネットゲームを舞台に、ネット社会の構造的問題点を指摘した作品です。

 

昨年最後に見た映画が「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」だったので、なんかムスビだなと思って本作を今年1本目に選びました。

 

 

ご都合主義の展開をしれっと進める、B級映画らしいB級映画

 

意外にもメッセージ性が強くてビックリしました。

 

今週末からはメジャー洋画がちらほら上陸しますが、その前に掘り出し物的な1本を見つけられて良かったです。

 

 

 

 

 

ハイネケン誘拐の代償

 

 

本日はHuluで、「ハイネケン 誘拐の代償」を鑑賞しました。

 

老獪な大企業経営者を誘拐した素人4人の揺れ動く心理を描写した作品。

 

余裕綽々の人質と、焦りまくりの誘拐犯たちの対比が面白かったです。

 

 

劇場公開時から気になっていたのですが、Huluに入ってきたので鑑賞しました。

 

95分の上映時間でコンパクトに楽しめる秀作です。

 

 

シリアスなスリラー風クライム・サスペンスが観たい方は是非。

 

 

 

 

映画ランキング2016 インディーズ編

 

 

昨日のメジャー編に続き、本日はインディーズ編です。

 

上位にアカデミー賞作品やちょいちょい番宣してた邦画も出てきますが、その辺はあまり気にせずに読んでいただけると幸いです。

それでは、昨日に続いてランク外から紹介します。

 

【ランク外】

・「疑惑のチャンピオン」

伝説の自転車選手・アームストロングの半生を描きながら、ドーピング問題の闇に深く切り込んだ作品。登場人物が救われない感じがよかったです。

 

・「ピンクとグレー」

中島裕翔さん、菅田将暉さん、夏帆さんのトリプル主演(?)で送る衝撃作。さんざん宣伝されてる、幕開けから62分後の衝撃が凄まじかったです。菅田さんは演技力がバケモノですよね。

 

・「AUTOMATA」

荒廃した地球を舞台に、アンドロイドと人間の共存から、真の人間らしさを描いた作品。ラストのカットが、芸術作品のようで美しくも恐ろしかったです。

 

・「追憶の森」

渡辺謙さんがマシュー・マコノヒーと共演。富士の樹海に自殺しに来た外国人がタクミという不思議な男性との出会いを通して自分の人生を見つめ直す、人間ドラマ。

 

・「ルーム」

アカデミー賞作品。小さい部屋に監禁され育った少年が外の世界を知ったとき、私たちが当たり前だと思っていた世界の大きさに驚かされます。

 

・「クラッシュ」

日本未公開作品。東京国際映画祭にて鑑賞。護送車の中という狭い空間から現在のエジプト情勢を映し出した演出力に惚れました。日本でも公開しないかな。

 

・「暗殺」

韓国の時代劇アクション。時代劇さながらのコテコテの演出が心地よかったです。韓国のアクション作品って面白いですよね。

 

 

さて、長くなりましたが、ここからは上位15作品を紹介します。

 

 

15位「14の夜」

クリスマスイブ公開のバカ映画(褒めてます)。主題歌がキュウソなので見たのですが、なかなかの作品でした。中学生のときにイケてないグループに所属していた男子むけの作品。「100円の恋」足立さんの初監督作品。

 

 

14位「GANTZ:O」

フルCGで送る、新世代のアニメ作品。フルCGであることを最大限活用したバトルシーンは迫力があってよかったです。原作も読んでみようと思いました。

 

 

13位「帰ってきたヒトラー

ドイツで超絶問題視された作品。キャッチコピーの「笑うな危険」が冗談には見えないほど、ブラックユーモアに溢れた作品でした。現代でも猛威を振るうヒトラーを見ることができます。

 

 

12位「スポットライト 世紀のスクープ」

真のジャーナリズムを描いた衝撃作。エンドロール直前のセリフにシビれました。アカデミー賞6部門ノミネート、作品賞と脚本賞を受賞しました。

 

 

11位「リリーのすべて

エディ・レッドメイン主演、またアカデミー賞の主演女優賞作品。世界で初めて性別適合手術を受けた人物の実話に基づく作品。途中からエディが女性にしか見えなくなります。

 

 

 

10位「ドリームホーム 99%を操る男たち」

リーマンショック後のアメリカを舞台に、人間性の崩壊を描いた、スリラーチックな人間劇。飲み会の直前に鑑賞してしまい、少し後悔しました。(←どうでもいい)

 

 

9位「海よりもまだ深く」

「そして父になる」是枝監督の作品。一昨年旋風を巻き起こした「海街diary」の撮影の合間に脚本を書いて撮影したとは思えないほどしっかりした作品でした。樹木希林さんは唯一無二の存在感を放つ、大好きな役者さんです。

 

 

8位「この世界の片隅に

話題となったアニメ作品。宣伝少なめでもここまでのヒットを作ったのは驚き。ふんわりした雰囲気の戦争映画はあまり見たことがなかったので、その点でも驚きました。

 

 

7位「湯を沸かすほどの熱い愛」

主題歌がきのこ帝国、また評判がすこぶる良かったので鑑賞。監督の変態性、その一言に尽きます(尽きません)。国内の賞レースを席巻しています。

 

 

6位「エンド・オブ・キングダム

今年屈指の筋肉アクション。とりあえず爆破して建物壊せばオールオッケー、みたいな精神は嫌いじゃないです、むしろ好き。とにかくスカッとできる映画です。

 

 

5位「日本で一番悪い奴ら」

綾野剛主演作品。バカで真面目な警察官が悪の道に踏み外した先に待っていたのは、ヤンキーたちの青春映画でした。清々しいくらいバカなヤンキーが愛おしいです。

 

 

4位「白鯨との闘い」

ポスターが話題になりました。名著の裏に隠された物語。主人公たちの白鯨を見る目が徐々に変化していくところに震えました。ちなみにこの作品は一度公開延期をして、それに伴い(?)邦題も変わったのですが、個人的には前の「白鯨のいた海」の方が好きでした。

 

 

 

 

3位「セトウツミ」

菅田将暉さんと池松壮亮さんがW主演。会話だけで楽しめる、斬新な作品。スポ根もラブコメもハマらない、という方は是非。学生時代の放課後、部活に打ち込むわけでもなく、街に遊びに行くわけでもなく、ただただ無駄話をしていた、という方にとっては強烈なノスタルジーを感じると思います。

 

 

 

 

 

2位「モヒカン故郷に帰る

若き名優・松田龍平主演作品。今年一番笑って泣ける映画でした。劇中で矢沢永吉さんに関するギャグが連発されるので、親と一緒に見るのもいいと思います。心温まるホームドラマの側面もあり、かなりオススメの一本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

1位「レヴェナント 蘇りしもの」

今年ぶっちぎりの1位。メジャー作品1位の「シン・ゴジラ」もなかなかの衝撃でしたが、もうその比にならないくらいの衝撃作。レオ様の演技力を堪能できます。喉を熊にやられたレオ様が、表情と息遣いだけで息子を失った悲しみを表現するシーンは圧巻です。わりと過酷な描写があるので、そういった描写に耐性がない方はご遠慮ください。

 

 

 

 

 

上位はほぼCM流して番宣してた作品ばかりですが、作品数の兼ね合いやメジャー編との折り合いなどでこちらに回しました。

 

ちなみに昨年見逃した主要な作品としては、「聲の形」「シビルウォーキャプテンアメリカ」、「リップヴァンウィンクルの花嫁」、「ヒメアノール」、「葛城事件」、「淵に立つ」、「ブリッジ・オブ・スパイ」あたりでしょうか。

 

 

今年も楽しんでいきましょう。