ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
本日公開の話題作、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を朝イチで鑑賞してきました。
「クローズ」「土竜の唄」「無限の住人」などの、三池崇史監督最新作です。
東宝とワーナーが手を組み、人気の若手俳優らをキャスティングした、文字通り規格外の超期待作。
スペインで撮影を行い、スタンドと呼ばれる超能力バトルをVFXで描きました。
三池崇史監督といえば昨年公開「テラフォーマーズ」が振るわなかったことも記憶に新しいです。
正直、"本当に大丈夫なのかな?"という不安が半分、"三池監督だからどうにかなってるでしょ"という期待半分、で観に行きました。
正直に白状します。
面白かったです。
細かいツッコミどころか多い脚本をノリとテンションでどうにかしちゃう、三池監督のらしさ(?)が存分に発揮された怪作でした。
主演の山崎賢人さんは、ナヨナヨ系や不幸を背負ってる系の役が多いですが(偏見)、今回はヤンキーっぽく男らしい役を見せてきました。
他にも神木隆之介はいつも通り?のキョドリ癒し系、小松菜奈さんはややSの入った過保護キャラで神木くんを困らせていました。
岡田将生・新田真剣佑のコンビも、スタンドバトルを全身で戦いきっていました。
そんな若手たちだけではなく、怪しげな犯罪者を演じた山田孝之、冷静沈着なスタンド使いを演じた伊勢谷友介、そして街を愛する警察官を演じた國村隼。
3人の演技は流石の一言でした。
スタンドバトルも、VFXを駆使して再現。
ついに邦画もここまできたか、と驚きました。
この夏は「東京喰種」といい本作といい、Sっ気の入ったヒロインが多そうですね。
「トリガール」も楽しみです。
「銀魂」「東京喰種」そして本作、漫画の実写化が成功し続けています。
次は「亜人」でしょうか。
IBM同士のバトルがどうなるのか楽しみです。
アクションは大丈夫でしょう、佐藤健ですしね。
「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」。
悲しいことに、映画館側があまり期待していないようで、小さいシアターでの上映がほとんどです。
どうか是非、原作ファンもそうでない方も見て欲しい、三池監督渾身の一作です。